Pilot CenterとFlying J Travel Centerに出入りするトラックは、どちらかの店舗に入るために速度を落として停車するか、あるいはゆっくりと加速しながら出て行きます。重い車軸荷重と徐行交通の組み合わせにより、US90には5cmを超える深刻なわだち掘れが発生しました。その結果、フロリダ州運輸局(FDOT)は、この高速道路区間をポートランド・セメントコンクリート舗装で再建することを計画しました。
解決策
応急措置として、FDOTはホットミックスの約6.4cmを除去し、HiMAを使用した密粒度、公称最大骨材サイズ12.5mmの「摩擦コース」混合物で置き換えることにしました。FDOTのエンジニアは、国立アスファルト技術センターのテストトラックで、HiMAを使用した混合物のテストセクションの優れた性能を観察していました。彼らは、これまでアスファルトがうまく機能しなかったこの厳しい高速道路区間で、HiMAを試してみることにしました。C.W. Roberts Contracting社(フロリダ州タラハシー)が請負業者となり、2015年8月に施工されました。請負業者は、静的モードで作動する装置を使用して混合物を締め固めることしか許可されていなかったにもかかわらず、目標の現場密度を達成しました。